地方創生は「地元6:外4」から|ストーンハートが大切にしていること
結論からお伝えします。地方創生でいちばん大事なのは、外から人をどう呼ぶかではなく、まず地元の人にどれだけ愛されるかだと考えています。
予算も広告費も人手も限られている。やりたいことはあっても、どうしても後回しになってしまう。そんな地方企業の現実に向き合いながら、私たちが実際に大切にしている考え方をお話しします。
地方企業のリアルな現実
地方の企業様とお話ししていると、いつも感じることがあります。想いや強みはしっかりあるのに、それを形にする時間もお金も足りていないんです。
だからこそ私たちは、いきなり広告を打つのではなく、まずその企業の想いや強みを一緒に整理するところから始めます。ブランディングとマーケティングの土台を作らないまま集客だけを頑張っても、長続きしないからです。
「地元6:地元以外4」という考え方
地方創生に関心を持って取り組み始めても、途中で諦めてしまう方が少なくありません。理由の多くは「どれだけ頑張っても、地方に人が来ない」という壁にぶつかるからです。
そこで私たちが大切にしているのが、「地元6:地元以外4」のバランスです。
- 地元の方にしっかり支持されているからこそ、平日の売上が安定する
- 地元の方の口コミが自然に広がっていく
- 改善すべき点にもすぐ気づける
その上で、外からのお客様が新しい視点や拡散力、収益の上振れをもたらしてくれる。地元が土台で、外の力はブースト。この順番を間違えなければ、簡単には崩れない強さが生まれます。
「地元に愛される」から、外からも人が来る

これは私たちの肌感覚だけでなく、実際に地方でよく見られる現象です。
最初から観光客向けを狙ったわけではなく、地元の人が通うカフェやコワーキングスペース、地元の人が参加するイベントを丁寧に積み重ねた結果、「暮らしが楽しそうな場所」として外から注目され、視察や移住、起業につながっていった地域があります。
もともとは地元の方だけが知る海だった場所が、地元の人が日常的にその魅力をSNSで発信し続けたことの積み重ねで、全国的に知られるスポットへと育っていった例もあります。
飲食店や温浴施設でも同じことが言えます。地元客が7〜8割を占めるお店は、味や接客をごまかせません。日常的に通う地元のお客様の厳しい目をクリアしているからこそ、SNSで見たときにも「本物」に見える。無理に「映え」を狙わなくても、自然と選ばれる存在になっていきます。
ストーンハート自身も、同じ考え方で取り組んでいます
私たちが手がけている「サムライこんにゃく」も、同じ思想のもとで動いています。後継者がいなくなってしまったこんにゃく事業を、徳島県事業承継センターを通じて引き継いだのが始まりです。
ただ事業を引き継ぐだけでなく、今の時代に合った形で価値を再定義し、発信していくこと。そしてここでも、派手な話題づくりよりも、背景にある想いを丁寧に伝えることを優先しています。短期的な集客より、長く愛されるブランドを育てたいからです。
まとめ:遠くの誰かのためではなく、ここにあるものから
地方創生は、遠くの誰かのために何かを作ることではありません。まずは「ここにあるもの」を守り、育てることから始まる。私はそう考えています。
地元の方に愛されているかどうかは、何よりも雄弁な証明になります。私たちはこれからも、「地元6:地元以外4」のバランスを大切にしながら、地方企業様の伴走を続けていきます。
地方創生・ブランディングについてご相談されたい方は、プラン詳細ページもあわせてご覧ください。